賢い糖質制限 はじめるにあたり

< 始めるにあたり >


「 糖質を摂りすぎると中性脂肪が増える 」
ことは実証されており、 体重計が心配な方や糖尿など病気を抱えている方等、ストレスからくる食欲が心配で・・・
糖質制限にあたり、「糖質を低減」させていく事に関しても、急には難しく思います。

※ 一人一人の体格、代謝率もあるでしょうから、標準の 「目安として挙げていきます」ので、体重計を勘案しながら、「 ご自身のペース 」 を探っておすすめください。

そもそも「糖質」とはなんでしょう? 

 
なぜ糖質量が多すぎると、太るのでしょうか?

その答えは・・・

私たちの体は、「食事を摂ると血糖値が上がり」、食事をエネルギーに効率的に変えるためインスリンと呼ばれるホルモンが分泌されます。


インスリンは膵臓から分泌されるペプチドホルモンの一種で、糖をエネルギーに変え、血糖値を下げる働きを持っています。

しかし、糖質を摂りすぎてしまうと、血糖値は急激に上がり、インスリンが過剰に分泌されてしまいます。(※ インスリンショック と呼ばれるものです)


インスリンには 「余った糖分を脂肪に変える働き」 があり、・・・

摂り過ぎた糖質は「脂肪」に変わり「蓄積」
 
太ってしまうのです

とはいえ、完全に糖質オフをしてしまうとエネルギー不足で体に悪いのでは?
と言う疑問が生まれると思います。


処が・・・ 糖質制限が上手くいきだしますと

<お腹が空かなくなります♪>


私はかなりな 食いしん坊 (笑) 食べることが趣味です。
大盛ラーメンでもへっちゃらの人間でしたが・・・

今 驚くほど「食べる量は少ないです」


おかずは(肉類・野菜)は沢山食べますが ご飯は 小ぶりなお茶碗 「半分以下」
でも ・・・  健康的な「動ける生活」してますし・・・  「メリハリ」ボディ」ですよ!






その秘密は「食べ物」の種類に秘密があります。

炭水化物を減らした分 → 脂肪やタンパク質が脳に満腹感をもたらします。
その秘密は? ・・・


<熱効率が違います♪>

◆ 炭水化物(糖質)・たんぱく質のエネルギー効率は、4キロカロリです。
 
◆ 脂肪のエネルギー効率は、
9キロカロリーです。

 (※ 食品1gを摂取したときに 体内で発生できる熱量のことです)


● 脂肪分は同量で「2倍以上のエネルギー効率」があります♪

ですから慣れてくると・・・

● 「 少量で満腹感が得られるようになります 」♪



※  空腹感は成長ホルモンの分泌も促すと言われています。

グ~っとお腹を鳴らすと「キレイになるホルモン」→「成長ホルモン」が出てきます。  

→ 健康と同時に「良い、ホルモンバランス」も、手に入ってしまいます

< 脳はブドウ糖で動いている > 説に関し :

よく糖質制限に 「反対なさる方たちの発言」 で「 脳はブドウ糖で動いている 」 → 摂取不足は過分なダメージを身体に与える・・・という説があるのですが・・・

糖質はごはんやパン、パスタ、蕎麦などの炭水化物や、お菓子などの、甘いもののみに、含まれているわけではありません。


※ 殆どの 食べものに、糖質は含まれています。


もっと詳しい 糖質一覧表

ですから・・・



日常に食物を食べていて 「 完全に糖質をゼロ」 にすることは、 →
「不可能 」 です。

また、私たちの体には、筋肉のたんぱく質を構成している、「アミノ酸」、脂質を構成する「グリセロール」から・・・ 

< 肝臓で糖質をつくる 『糖新生』 という機能もありますので >

糖質を摂らなくても、体に必要なブドウ糖は 供給、補完されています。



本来私たちの身体はエネルギーの補給方法として、
  糖質→ 脂質→ たんぱく質 の順で、消費しています。

「糖質」
● 糖質制限で痩せるメカニズムは、「体がエネルギー源として使用している、最初の糖質を枯渇させることで、次の順番の脂肪」が使われる仕組みを利用します。

「脂質」
● 体内にある「脂肪」= 中性脂肪を脂肪酸に変え、その脂肪酸の一部からケトン体という物質が生成され、そのケトン体が脳や体内のあらゆるエネルギー源になる事を利用しています。


→ → → ですから健康的には「全く問題が無い」ことが検証されています。 


● 「ケトン体エネルギーを生み出す」 ことで、これまで溜め込んだ体脂肪が燃焼し、消費カロリーの増加分が代謝を促進することを利用し、病気改善やダイエットに利用しています。



因みに、炭水化物(糖)を燃焼した時に得られるカロリーは・・・
 →  1グラムに付/4キロカロリー 

脂肪を燃焼したときに得られるカロリーは・・・
 →  1グラムに付/9キロカロリー  2倍以上の効率で熱量が発生します。

良くジムで自転車を必死で漕いで「 御飯茶碗3分の一 」とか出ますよね? 
あれが消費カロリー・・・ 効率の良さ お分かりいただけますでしょうか?




※ 「スタート方法」

ただし長年、糖質三昧の生活を送ってきた方は、ケトン体がすぐに動き出さないという場合もあり、「最初の1週間が肝心」です。

● 最初の一週間だけ、糖質をスッパリカット し、理想体重に近づいて来たら徐々に量を調整していくことが大切です。

● そして、2週目から  「徐々に自分の体力や体形に合わせ」 ゆっくり食事管理→糖質制限を始めて下さい。   糖質制限の始め方

● あせるあまり早く結果を出したいと、極端な糖質制限をするとエネルギー  → 「栄養不足」に、陥ってしまうと大変です。


< これが昨今言われる「老化」の原因です。> 
※ 極度の栄養不良では、体力を維持することも難しく、体本来の機能を低下させてしまい危険です。


● 適正な体重は 「 燃焼率の良い健康な体 」 も目指せますし、ホルモンのバランスも良くなりますので 「 自己免疫力を向上 」 させます。


● 「正しい知識を得たうえで実践」することが大切です。

糖質量を減らす代わりに、”脂質とたんぱく質を十分に補う ” ことを、くれぐれも忘れないように、心がけてください。

※ 目安は 「ハリ」 身体に張りが無くなって来たら 「食事の質」を見直しましょう!

※ 食の細い方は サプリ プロティンもお考え下さい。
私は当初から アミノ酸系、ビタミン系、ミネラルサプリを飲んでいます。

こちらは、また次回ご案内します。


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